2023年12月22日、冬至の日の朝、東京・西早稲田にある穴八幡宮に一陽来復のお守りを受けに行きました。
冬至は、陰気が極まって陽気が生まれる日と言われ、新年の始まりとして古くから大切にされてきた日です。そんな特別な日の穴八幡宮はどのような様子だったのでしょうか?
お守りを授かるまでの混雑状況や、境内の様子などを写真を添えて詳しくレポートします。
実際に穴八幡宮を訪問し、時間を記載したリアルタイムの混雑状況の調査記事です。
2024年に穴八幡宮に一陽来復のお守りを授かりに行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてください!
2024年の節分豆まきには多くの芸能人が参加します。東京で芸能人に会える神社・お寺の情報はこちらです。
穴八幡宮は「一陽来復御守」を授けてくれる
穴八幡宮は、東京都新宿区にある神社です。創建は1062年と古く、源義家が奥州の乱を平定した際に、兜と太刀を納めて創建したと言われています。
御祭神は、應神天皇、仲哀天皇、神功皇后です。八幡神として知られ、武運長久、商売繁盛のご利益があるとされています。
穴八幡宮の特徴は、なんといっても毎年12月の冬至の日から翌年2月の節分の日までの期間に授与される「一陽来復御守」です。一陽来復とは、陰気が極まって陽気が生まれる日のことで、新年の始まりとして古くから大切にされてきました。「よくないことが続いていても、後からいいことがめぐって来る」という意味もあります。
一陽来復御守は、金銀融通のお守りとも呼ばれます。
長い伝統のある穴八幡宮だけに伝わる、全国唯一の特別なお守りです。一年の始まりに、新しい気力や活力を授けてくれるとされています。
一陽来復御守は、いただける期間と時間帯が決まっていますので、ご注意くださいね!
一陽来復御守の頒布期間
- 冬至(2023年12月22日):朝5時〜夜9時頃まで
- 2023年12月23日~12月31日:朝8時〜夜6時半頃まで
- 2024年1月1日~節分2月3日:朝9時〜夕方4時半頃まで
穴八幡宮の混雑状況、リアルタイムかかった時間は?
2023年12月22日冬至の日の午前8時に穴八幡宮に到着し、「一陽来復御守」を授かるのにかかった時間は「60分」でした!
お守りをいただくまでの流れを写真とともにご紹介しますね!
最寄りの東京メトロ東西線早稲田駅から穴八幡宮までは、徒歩で約5分です。
早稲田駅の西口を出て、早稲田通りをまっすぐ進みます。早稲田通りを進むと、馬場下町交差点左手に朱塗りの立派な鳥居が見えてきました。
ただ、そのまま鳥居をくぐることはできませんでした。
左側の交番の先に行列ができており、列に並ぶことを余儀なくされました。最後尾は見えない・・泣。
誘導の警察官がたくさんいて、物々しい雰囲気でした!
午前8時、気温10℃。日差しはあるものの、これからお守りをゲットするまで長い時間がかかると思うと、気持ちがなえてきました。
でも、せっかく来たんだし、今回は友人のお守りも買うことを託されている!意を決して、行列の最後尾を目指しました。
そして午前8時3分、行列の最後尾に到着!穴八幡宮に隣接する放生寺に上る階段にほど近い場所でした。
この並んだ場所から穴八幡宮の入口の鳥居までの距離は約120mです。
ここから念願の「一陽来復御守」をいただくまでの時間はどれくらいなのか?時間を計りながら、行列を歩きます!
穴八幡宮の鳥居に到着
午前8時15分、鳥居に到着!行列に並んでから12分でした。
通常は歩いて2分ほどの距離ですが、朝の空気をのんびり吸いながらたどり着きました。静かで荘厳な雰囲気に陽光が注ぎ、気持ちよかったです!
この鳥居は、表参道の入口になります。
今回は、穴八幡宮の境内の社務所に伺いたかったため、鳥居をくぐりましたが、もし急いでいる場合は右側の通りを進み、北参道側に向かった方が早いです。
穴八幡宮の境内も大混雑!
午前8分30分、境内へ!
境内にも、幾重にもわたる長蛇の列が!行列がグルグル回っています。
ここまでくると、もう列を離脱することはできません。
厳粛な雰囲気を感じながら静かに、ただただ前の人との間隔を測りながら、前に進みます。
この日は日差しがありましたが、それでも体は冷えました。カイロを持参するなど寒さ対策をおススメします!
8時55分、社務所が見えてきました!
一陽来復御守を授与してくれる窓口は10か所以上ありました。
ここまで来れば、ゴールは目の前。お守りへの期待は膨らみます。それぞれ1列に並んで自分の順番が来るのを待ちます。
一陽来復御守をついに授かった!
ついに社務所へ!9時を回っていました。
白装束の男性が「こんにちは!」と声をかけてくれて、丁寧に応対してくれました。
念願の「一陽来復御守」をゲット!
今回は、知人の分を合わせ、4個いただきました。並んだ甲斐がありました!
混雑の中、行列に並び始めてから、ここまで60分が過ぎていました。
授与所では、この一陽来復御守をはじめ、他にもさまざまな種類のお札を授与していました。
懐中御守をいただきました。御初穂料は400円。
お財布の中に大切に祀りたいと思います。お金の巡りがよくなるようにという御祈願がされていて、力強いパワーが宿っています!
ご利益のある布袋さん
境内には、布袋さんがいました!にっこり笑顔、太っていておおらかな風貌です。
自分の気になるところを撫でるとその部分が良くなり、願いが叶ってご利益があるそうです。
たくさんの人に撫でられていて、お顔やお腹、手が真っ黒ツルツルに・・。
布袋さん、腹黒になっちゃってました~
穴八幡宮は屋台も大混雑
穴八幡宮には屋台も出ていて、大盛況でした!
一陽来復御守を貼る台紙、2024年のカレンダー、冬至といえば!のゆず、厄除け・邪気払いのグッズ、他にも焼きそばやカステラ、甘酒といったお腹にやさしいものもあり、お祭り気分を味わうことができました。
屋台で節分の福豆を買いました!鬼のお面付き。
縁起が良さそうです。2月3日まで大切にとっておきます!
穴八幡宮のリアルタイムの混雑状況を知る方法
今から穴八幡宮にお守りを授かりに行きたいけど、どのくらい混んでるんだろう?空いてたら行こうかな?なんて思うことありますよね!
そんなときは、X(Twitter)が便利です。
X(Twitter)の検索で「穴八幡宮」「一陽来復御守」などの検索キーワードを入力してください。
検索キーワードを入れた後に「最新」の項目をクリックすると、最近のポスト(投稿)を確認することができます。
まとめ
2023年12月22日、冬至の日に東京・西早稲田にある穴八幡宮にお札をもらいに行ったときの流れを写真とともにリアルタイムでレポートしました。
穴八幡宮の鳥居はすぐにはくぐれず、行列を60分かけて並んで、ようやく「一陽来復御守」を手に入れることができました。
冬至は、陰気が極まって陽気が生まれる日と言われる特別な日。
時間はかかりましたが、金銀融通の縁起のいい一陽来復のお守りで、今後の生活が楽しみです。
日にちや時間帯によっても、行列の長さや待ち時間は異なると思いますが、穴八幡宮にお守りをもらいに行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
【追記】
2023年12月22日、冬至の日の11時、穴八幡宮を再訪しました。
行列は戸山公園の入口まで伸びていました!行列の長さは約260m。
社務所で一陽来復御守を授かるまで55分かかりました。
時間帯ごとにリアルタイムレポート!
8時のときは、行列の長さは約120mで、お守りを授かるまでにかかった時間は60分。
11時のときは、行列の長さは約260mで、お守りを授かるまでにかかった時間は55分。
「行列の長さと待ち時間が比例しない」という謎の現象が起きました!
時間が経つにつれて、穴八幡宮で応対してくれる方がスムーズになった?警備の警察官の皆さんも慣れてきた?のでしょうか。
いずれにせよ、2回ともに心地よくお守りをいただくことができました。
スムーズに誘導・案内してくださった皆さんに感謝いたします!
一陽来復御守の頒布期間
- 冬至(2023年12月22日):朝5時〜夜9時頃まで
- 2023年12月23日~12月31日:朝8時〜夜6時半頃まで
- 2024年1月1日~節分2月3日:朝9時〜夕方4時半頃まで
一陽来復御守をおまつりする日時は、3回。必ず守ってくださいね!
一陽来復御守をおまつりする日時
- 冬至(2023年12月22日から翌23日)に変わる瞬間の夜中の12時ちょうど
- 大晦日(2023年12月31日から元旦1月1日に変わる瞬間の夜中の12時ちょうど
- 節分(2024年2月3日から翌4日立春に変わる瞬間の夜中の12時ちょうど
3回のうちのいずれかの日時に、2024年の恵方である「東北東」に一陽来復の文字が向くようにまつります。
節分までの期間、東京は冷えますので、ぜひ寒さ対策をしっかりとしたうえで、行ってくださいね!
2024年の節分豆まきには多くの芸能人が参加します。東京で芸能人に会える神社・お寺の情報はこちらです。
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